メッセージ

私が初めてガールスカウトに行ったのは母と姉についていった幼稚園の時です。そしてバンビ部門(現、テンダーフット)になり、スカウトになりました。

ブラウニーやジュニアのときはとにかく学校では体験できないことをたくさんやりました。なぜかとても印象に残っている集会は2パトロールに分かれ、石を並べて道しるべをつくり、それに従いふくろうの家まで帰ってくるというものです。周りに道しるべをやったことのある友達はそういなかったでしょう。そしてなんといってもキャンプです。ガールのキャンプは本当にすばらしいと思います。自分たちのテントの中の棚や机を竹を切って作ったり、木と木の間にロープを張りタオルをほしたり、自分達の住み家を作っていくような感じがとても好きでした。あとは、野外での自炊やパトロールごと出し物をするキャンプファイヤーなど楽しい思いでばかりです。学校でも登山キャンプのときなんかは、自分には経験がある。と、勝手に誇らしく思っていました。

シニア、レンジャーになると班活などで集会には参加できないことが多くなってしまいましたが、ギャザリングにはなるべく参加しました。ギャザリングは私にとって毎回刺激を受けるもので、学ぶことの多い活動でした。他の人の意見を聞いて納得したり、こんなに知らなかったんだと情けなくなったり、また、自分の意見をみんなに受け入れてもらったときの嬉しさというものも感じました。あと、自分達で計画し、行きたいところに行く旅行もとても楽しかったです。

私のスカウトとしての活動を振り返ってみて、楽しいことばかりだったけど、もちろんやだなと思うこともありました。でも今フライアップを迎えて、続けてきて本当によかったと思っています。そして、こうして続けてこれたのは支えてくれた家族、5団の素敵で尊敬できるリーダー達がいたからです。本当にありがとうございました。 

スカウトのみなさん、つらいと思うときが必ずあるけど、絶対続けてよかったと思うときがきます。ぜひ楽しんで続けてください。
 “少女が力をつければ世界を変えられる”これはすばらしい言葉だし本当にそうだと私は思います。ガールスカウトで得た様々なことを生かし、強い女性になりたいと思います。 ありがとうございました。

5団  内海 愛